魔王軍将校

雨龍 雷門(うりゅう らいと)

魔王軍元帥。

颯心の天敵であり、御蘭の育ての親で剣術の師匠でもある。その昔、魔界全土を支配していた暗黒帝の血を引く生粋の超魔族。普段と軍事の時では差が有る為、ONとOFFを切り替えているらしい。魔界に名高き武勇に長けた天才剣士。颯心と共に『魔界の双龍』と称されている。武器コレクター。

龍宮 颯心(りゅうぐう そうし)

魔王軍大佐。

地味だが、真面目で優しく温厚な性格。堅実で地道にコツコツなタイプ。戦にはめっぽう強く、剣術にも優れている。雨龍大佐と並び、『魔王軍の双龍』と言われている。雨龍大佐と麗覇とは同期に軍に入り、旧知の仲だが、雨龍大佐とは何かと衝突が多い。趣味は読書で非番の時は図書館巡りをしたりしている。

白桜 麗覇(はくおう うるは)

魔王軍の参謀。

頭脳明晰、眉目秀麗。その容姿と頭脳を魔王に気に入られ半ば強引に魔王軍にスカウトされた。普段はとてもダルそうな口調と態度だが、事、戦となると生来の負けず嫌いを発揮する。熱くなると悪言を連発する危険人物。

獅童 弥勒(しどう みろく)

魔王軍大将。

豪快で男気のある性格で部下から慕われる皆のアニキ。元は魔界で最大規模の暴走族の総長。腕っぷしの強さと男気を買われて雨龍大佐に軍に入る様に勧められた。当時の暴走族の中から志願者を集めて軍に入った為、獅童隊の部下は皆、ヤンキー上がり。弥勒も部下も出陣する時は軍服ではなく特攻服を着用する等、未だにヤンキー色は抜けて無かったりする。。

夜月 影虎(やづき かげとら)

魔王軍中将。

とっくの昔に成人しているが、見た目は中学生位の超童顔。何気に周りに良く気を遣う空気を読む男だったりもする。ずば抜けた俊敏性と冷静さが有り、剣術も得意。弥勒とは同期で軍に入り、良きライバルとしてお互いに切磋琢磨して来た仲。仲も良くて、よく一緒に行動している。

鳳生 御蘭(ほうしょう みら)

魔王軍少将。

人懐こく誰にでも屈託のない笑顔で接する、心優しい青年。ひと度戦に出ると人格が変わる。天界軍に恨みがある為、天界の者には厳しい。

朧夜 月(おぼろや ゆえ)

魔王軍准将。

弥勒や影虎の先輩で雷門達の後輩。放浪癖が有り、度々、姿を消してはフラリと戻って来たりする。それでも准将の地位から降格させられる事は無く、昇格させられる事もない。性格は物凄くいい加減だが、時に冷酷な一面も見せる。